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大月内科循環器内科

福岡市博多区古門戸町1-1日刊工業新聞社西部支社ビル2F

院内検査

◆検査では以下の点を心がけています◆

  • 迅速に検査を実施し、 モニター画面に検査の画像を映してその場で説明いたします。
  • 検査結果は電子カルテに保存しており、すみやかに過去の検査結果と比較可能です。

血糖、検尿検査

院内ですぐに結果が出ます。

心電図

下記のように運動負荷検査も可能です。 モニター画面上で以前との比較も迅速に行えます。

肺機能検査(スパイロメータ)

肺活量と、息を吐くときの 空気の通りやすさを調べる検査で肺年齢が調べられます。
また、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断には必須の検査です。
私たちの肺の機能は20歳前後でピークに達し、やがて徐々に低下していきます。
この肺の老化の程度を年齢であらわしたものが「肺年齢」です。
肺年齢を知ることによって肺の健康状態を知り、肺の健康を守る一助になります。
肺の老化を進行させるもっとも大きな要因は喫煙であり,喫煙によりCOPDを発症する人が増えてきています。
COPDは進行すると少し動いただけでも息切れし、日常生活もままならなくなります。また,呼吸不全や心不全を起こし,肺炎にもなりやすくまた治りにくくなるなど命にも関わる病気であり早期発見、早期治療が重要です。
さらに、肺だけでなく全身に影響をもたらして、全身性炎症、心・血管疾患、骨粗鬆症、糖尿病などを併発しやすいことが知られています。
2011年の日本での死亡順位は9位ですが,40歳以上の8.6%はCOPDに罹患しており,今後COPDで亡くなる方の増加が予想されています。
特に40歳以上の方で、喫煙歴のある方は要注意です。以下のような症状のある方は受診をお勧めします。

  • 階段の上り下りで息切れがする。
  • しょっちゅうせきやたんが出る。
  • 風邪が治りにくく、せきやたんが続く
  • 喘鳴がある。呼吸のたびにゼーゼー、ヒューヒューする。


人生80年,ゆったりした時間をいきいきと楽しむためにも、肺年齢を知って、肺の健康に注意いたしましょう。

肺機能検査(スパイロメータ)

レントゲン検査

胸部や腹部をX線撮影しデジタル画像処理を行います。
撮影後すぐに電子 カルテのモニター画面で鮮明な画像を見ることができます。
胸部X線検査で心臓の形や大きさがわかり心不全の評価、診断の一助となります。
また、肺炎などの評価、診断も可能です。
モニター画面上で以前の画像との比較も迅速に行えます。

レントゲン

( レントゲン )

超音波検査(心臓、頸動脈、腹部エコー)

 体に少量のゼリーをつけるだけでできる、痛くない検査です。 検査結果は、モニター画面で実際の画像をお見せししながら説明します。

心エコー検査

心臓の各部屋の大きさ、心臓の筋肉の厚さ(心肥大の有無)心臓の弁の状態や心筋の動き(心臓のポンプ機能)が評価できます。
苦痛のない検査で心機能を含めた心臓 の状態が評価できるため、循環器系疾患の診断および治療方針の決定には重要な検査です。

頸動脈エコー検査

簡便で視覚的に動脈硬化の診断が出来る検査です。 全身の動脈硬化の程度を表す指標を評価できます。
また、脳血管疾患に対する評価にも用いられます。動脈硬化を起こすと血管壁が厚くなったり血管の内側が細くなったりします。その様子が画像で 簡単に確認できます。被曝も痛みもありませんので、年月を追って動脈硬化の進み具合を知る事が簡単に出来、食生活 の改善や運動療法、薬物などによる治療方針の決定の一助になります。

腹部エコー

お腹の中の臓器に対して行う超音波検査です。
一般的には、肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、脾臓、大 きな動脈、静脈などを検査します。

エコー

( 超音波診断装置 )

運動負荷心電図検査(エルゴメータ負荷心電図検査)

 段階的な運動で心臓に負荷をかけることによって、心電図変化などから狭心症、不整脈、運動能 力などを評価します。当院では、心電図と血圧をモニターしながら、エルゴメータ(固定式自転 車)で2-3分毎にペダルが重くなるような運動負荷をかけていきます。症状、血圧、心電図変 化、心拍数などをみながらどこまでできるか判断します。日頃の運動処方もできます。

◆以下のような患者さんが検査対象になります。

  • 動いているときに胸痛などがあり狭心症が疑われる方
  • 狭心症患者さんの定期的な経過観察
  • 運動療法前のメディカルチェック
  • 不整脈の評価
運動負担心電図検査

( 多機能心電計 )

血圧脈波検査 (動脈硬化検査)

  両腕・両足首の血圧と脈の波形を測定します。時間は5分程度で、血圧測定と同じ感覚でできる検査で、結果もその場で説明いたします。血管年齢と下肢の動脈の詰まり具合の2つのことが評価できます。
高血圧症や糖尿病のある患者さんの動脈硬化の評価に用いられますが、特に歩行時に下肢痛のある方は、下肢の血行障害(閉塞性動脈硬化症) が疑われますので検査をお勧めします。
動脈の硬さ (CAVI)・血管年齢動脈の内側の圧力(血圧)が変化したときのふくらみ具合をみることによって、動脈のしなやかさつまり硬さがわかります。
同じ性別、同年齢の健康な方の平均値と比べることで、「血管年齢」がわかります。
下肢の動脈のつまり具合 (ABI)
 足首に行くお腹の動脈や下肢の動脈に狭窄や閉塞があると足首の血圧が低くなります。上腕と足 首の血圧の比を求めることにより、足首までの動脈に動脈硬化による病気があるかどうかのスク リーニングができます。

血圧脈波検査

( 血圧脈波検査装置 )

血圧脈波検査

24時間心電図 (ホルター心電図)

ホルター心電図は、小型軽量の装置(右図、下図)を身に つけて、日常生活中の長時間の心電図 を記録解析する検査です。日常生活で 不整脈や心筋虚血が起きるかどうか、 あるいは症状の原因が心臓にあるのか どうかがわかります。
また、ペース メーカーの作動状態や薬物治療効果を 判定することもできます。


ホルター心電図

( ホルター心電図 )

ホルター心電図のつけ方